今日から12月です。静岡の占い師HISOKA.です。
日没が早くなって夜が長くなったピークを過ぎると、今度はじわじわと昼が長くなっていく。
陰極まって陽に転ずる。というものです。冬至です。
物事には陽と陰がある。ということは聞いたことがあるかもしれません。
占いの界隈では(東洋の)陰陽論として学びます。
しかし難しく考えなくても大丈夫です。あなたが普段している呼吸もそれです。
息を吐いて、息を吸う。交互にしているこの行動ですが、吐くことが陽で、吸うことが陰です。
昼間会社に行って仕事をして、夜は眠る。この活動も陽と陰です。
専門的な言葉では一極二元の法則といいます。
物事、天地の万物は陽と陰の二つの要素に分類される、二つの要素からなる、という考え方です。
人間を一つの極としたら、それを陽と陰に分けます。
男を陽、女を陰とします。陽と陰は同格であり、同価値ですが、主体性のある方を陽とします。
そして、それは絶対的なものではなく、相対的に決まります。
男が陽で、女が陰。とはいっても母親と男の子であれば、母が陽で男の子が陰です。
兄弟であれば兄が陽で弟が陰となりますが、姉弟であれば姉が陽で弟が陰というように、人間の分類が常に性別ではありません。
ひとつのものを陽と陰に分けるときにどちらが主体性があるのか。ということはある程度その概念を理解しないと難しいかもしれません。
先ほどの呼吸であれば、吐くことと吸うことはどっちが主体性があるのか?悩むかもしれません。陽と陰では陽が外向き、陰が内向きという概念もありますが、出さなければ入らないということも言えます。
また、人間は生まれてきたときに産声を上げ(声を出し、息を吐き)、亡くなるときに息を引き取り(吸う)ます。
そして、この呼吸のように吐くことと吸うことを繰り返すことで呼吸が続くように、陽と陰は交互に並ぶことで連続性が出るとされます。
で、なにがいいたい?といわれたら
仕事をしたら休む。それも陽と陰が交互に並ぶことなので、継続するためには大切なんだよ。ということです。
そして、運勢にも同じことが言えます。
休むタイミングがあるということです。
陽と陰は相対立しながら補っています。片方だけでは続いていきません。
運勢のお休みが天中殺の期間と考えます。