こんにちは。静岡の占い師HISOKA.です。前回は算命学での相性の見方の中で、似ているタイプの方がいいということを書きました。
手相ではどうなんでしょうか?
その前に・・・
相性と、好きになることは、別
相性が悪くても好きになることはあります。
相性のいい相手から好かれるとは限りません。
好きとか、タイプというのは、別の話なのです。
相性がいいといわれて嬉しいとしても、それは相思相愛に至ることを保証するものではありません。
相思相愛であれば、このまま一緒にいたらお互いに運勢もよくなることでしょう。
しかし、
相性の悪い人というのは、お互いに相手の運勢の足を引っ張る可能性があるので、おすすめできません。
好きという感情があるために、占いで嫌なことを言われたと思われるかもしれませんが、相性の悪い人との恋愛の後押しをするのは占い師としては恐ろしいことです。
手相で相性を見る方法
さて、前置きが長くなりましたが、手相での相性の判断については、どんな感じでしょう。
これは、二人を見比べる方法もありますが、相談者の手相から、こんなタイプであれば合いそうだという話をすることが多いです。
どんな人と相性がいいでしょうか?みたいな質問で、手相から答えられるということです。
算命学では似た者同士といいましたが、手相ではどうでしょう?
これは明確はルールはなさそうですが、似た者同士説と、違うタイプで補いあえる者同士説、でやっています。
似た者同士説とは
手相の占いには、手のひらの線を見る方法と、手の形や大きさを見る方法があります。
手の形は、7種類に分類する見方と、4種類に分類する見方があります。
4種類の分類には、風火地水の4タイプがあります。
風の手 手のひら正方形で指が長い
火の手 手のひら長方形で指が短い
地の手 手のひら正方形で指が短い
水の手 手のひら長方形で指が長い
上記の手の形から考え方や何を重視するのかということがわかります。
軽やかに流れる風の人は自由と思索を愛するために束縛されたくありません。
束縛しないパートナーと変化にとんだ生活を求めます。
動的、情熱的な火の人は、退屈が苦手。好きなことに全力を注ぎたい活動的な人。
情熱的でパワフルなパートナーと活気に満ちた生活を求めます。
ゆるぎない落ち着きの地の人は、時には頑固でスローですが誠実信頼がモットーです。
信頼できるパートナーと安定した生活を求めます。
感受性豊かな水の人は、どんな環境にも適応できるものの、環境から受ける影響も大きいです。
わかりあえるパートナーとロマンチックな愛にあふれた生活を求めます。
という感じに、自分と同じようなタイプを好む、合う、という見方ができます。
もしかしたら、相性というよりも好みのタイプの割合が大きいのかもしれませんが、地のタイプの人が「束縛されたくない、詮索しないで自由にさせて」という相手と一緒にいたら、イライラしてしまうことでしょう。
風のタイプの人が、「共感したり、わかりあいたい、あなたに合わせたい」と、言われたら、重く感じるのではないでしょうか?
そこに相性について検討するヒントがあります。
補いあえる者同士説
もう一つ、違うからこそ助け合える関係というのも、相性としてはよいのではないでしょうか。
生命線から、積極的なタイプや消極的なタイプという感じに性格を見ることができます。
手の大きさから、小さい人は行動力のあるリーダータイプ、大きい人は慎重で落ち着きがあり補佐役で光る考えます。
控えめな人にとって、自分を引っ張っていってくれるパートナーは心強い存在でしょう。
小さいことにこだわらない大雑把な性格で行動力のある人にとって、細かいことによく気が付く補佐役がいてくれたらありがたいはず。
このように、違うタイプの二人だからこそ、うまくいくこともあります。
気が合うというよりも、物事がうまく運ぶのですから、相性がいいと思います。
これはほんの一例ですが、こういう人がいたら助かりそう、うまく運びそうというのが、違うタイプの中にも見つけられます。
手相だけで相性を見ることもありますが、できれば生年月日やタロットカードからの情報も一緒に、うまくやっていく方法を考えたいと思います。手相からは本人の才能といったものを発掘することもできるので、魅力を開花するお手伝いもできたらうれしいです。
ただ、
当たっていません。と言って、ご自身の才能を発掘していない段階から占いを否定する人もいます。可能性があるのに、もったいないです。
それと、
いくら好きでも、本当に相性が悪い人と一緒にいることは、おすすめしません。(しつこい)
「無理やりうまくいかせても、死別の可能性があるよ」といわれたことがあります。占いの師に。
本当にそれ・・・。
相性がいい。というのは、物事がうまく運ぶ、運がよくなる。そういうものです。