こんにちは。静岡の占い師HISOKA.です。
占いは当たり外れではないということを、何度かお伝えしているつもりですが、だったらなに?ですよね。
文章でお伝えするのはなかなか難しいので対面で鑑定をしていろいろお話をさせていただいています。
今回は、うまく伝わるかわかりませんが、占いとは、こういうことなんだよということを書いていこうと思います。わかりやすくするために、結婚をテーマにして・・・
天中殺結婚というもの
算命学の鑑定ではいろいろなことを見るのですが、その中でもその人がどの天中殺グループに属するのかということはとても重要です。なにかを始めるタイミングとしては、この天中殺の時期を避けたほうが良いからです。
天中殺というものは誰にでもある、運勢のお休みのタイミングです。それ自体が悪いものではありません。どこかで休息しなかったら、何事も継続できません。充電も大切です。
ただ、そんなタイミングでの結婚というのは、占い的におすすめできないものです。
積極的な行動をするときではなく、天の運気も味方しない天中殺期間では、物事が思うようには進みません。
天中殺で始めたことは完成しない、全うできないといわれています。
ですから、その方の天中殺がいつになるのかを踏まえて、結婚の時期などもアドバイスします。
でも・・・・・
知らずに結婚してしまうこともあるでしょう。
知っていても気にしない、気にしたくない人もいるでしょう。
結婚の完成とは何か
天中殺で結婚した場合、どういうことが起こりますか?というのは、実は個々に違いますので、今回ははしょります。
天中殺で始めたことは完成しないということは、その結婚が完成しないということになります。
それはどういう意味でしょうか?
簡単に言えば、後継ぎとなる男の子が生まれない。ということです。
結婚=家系の存続みたいな話です。占いでは。
天中殺結婚をした夫婦に女の子が二人生まれた場合は、天中殺の災いはさほど現れないといわれます。
男の子が生まれない。とは言いましたが、実際には生まれることはあります。
理屈としては、天中殺で結婚したのだから後継ぎは出来ないとされるために、もしも出来たとしたら・・・それは運勢的にはひずみが生じます。ありえないことがおきた・・・難しいことですが、そういうイメージで思ってください。
そうなることで、家庭内、特に夫婦の関係が変化して、うまくいかなくなって、離婚に至る、という流れになることもあるよ。というものです。
女の子二人まではいいとして、三人生まれるとこれに準ずる感じです。
結果として、本来はこの結婚を維持していくのは大変になるということです。
当たり外れではない 運の交換
では、天中殺に結婚して、男の子が生まれても、何の問題もなく暮らしているので、占いを信じて時期を変更したりしなかったけど、よかったです。というケースの場合。
確かに離婚をしていませんから、天中殺で結婚しても、問題ないですよね?と思ったりします。
しかし、これで終わりとは限りません。
これはまた別の話になりますが、人間の運というのは持てる量が決まっています。簡単に言うと一つのバッグの中に健康運、金運、仕事運、結婚運などが入っていますが、スペースは無限ではありません。自分には金運が少ししかないのに、宝くじで大金が当たった場合、その金運のスペースを広げるためには、健康運や仕事運などをバッグから出さなくはいけません。なにかを手放さないと、別のなにかを増やせませんから。
そのように、運というものは、場合によって大きさを変えることができます。
自分一人で運の大きさを変更するだけであればいいのですが、家族間でも、この運のやり取りは出来ます。
その場合は家族という大きな枠をスペースと考えて、だれが何をどれだけ持つのかという、運のやり取りが行われます。多分無意識的に。
家族の枠の中で誰かが、誰かの金運をもらって、自分の金運を大きくしたり、誰かのスペースを広げるために誰かのスペースが狭くなったりします。
つまり、なにがいいたいのかといいますと
天中殺で結婚した場合は、その結婚の維持が難しくなるわけですから、維持しているというのは、家族の誰かの結婚運をもらってなんとかやっている図かもしれません。
それは、子供の結婚運をもらって。ということです。
原因があって結果がある 因果関係を考える占い
結婚して幸せに暮らしているから、天中殺なんて関係なかった。という場合も
子供たちがなかなか結婚しないのが心配です。ということはあります。
家系の存続ができるかどうかというのは、親の代の結婚だけではわかりません。
それが子供の結婚運に影響していると考えられることもあります。
天中殺結婚の40年後とかに、子供が結婚するのかどうかという不安が出てきて占いに行った場合
子供本人の宿命だけではなく、両親の宿命と結婚のタイミングを聞かれることもあるでしょう。
だって、関係しているのだから。